STORY
STORY プロジェクトを立ち上げの経緯

今回「HOOD4HOPE」チャリティーイベントを立ち上げた経緯をおはなしします。
▪️きっかけは、娘の小学校でした
小学校では季節ごとに、子どもたち自身が企画するお楽しみ会が行われています。
娘のクラスにはダンスが好きな子が多く、毎回曲を決め、振りを考え、昼休みに練習し、発表しているそうです。
子どもたちが主体となって作り上げるその姿は素晴らしいものです。
▪️しかし、ひとつ疑問がありました
「どうやって音楽を流しているのか?」
話を聞いてみると、教室にはスピーカーがなく、先生のノートパソコンの小さな内臓スピーカーやモニターの内蔵スピーカーで音を出しているとのことでした。またダンスだけでなく授業も同じ環境だそうです。
私は正直、驚きました。タブレットやモニターを授業で使う時代にも関わらず、”教室全体で音を共有する環境が整っていない”という現実に。
▪️音楽は、文化になり得るもの
一方で、日本ではダンスが授業に取り入れられ、自治体や教育委員会による主催や後援イベントなど、音楽やダンスを文化として根づかせる動きもあります。そんな中、私はある経験を思い出しました。

▪️海外で見た「音楽が文化になっている街」
20代の頃、音楽を求めて旅していた中で、決して裕福とは言えない街を訪れました。そこは空港を出ると子どもたちが「Give me money」と声をかけてくるような場所でした。しかしその街は、HIP HOPの生みの親とも言われるDJ Kool Herc生まれ育ち、Reggaeの神様Bob Marleyが暮らしていた場所でもあります。多くの人が日々の生活に不安を抱えながらも、街には音楽が溢れ、人々は明るく、笑顔でポジティブでした。毎日、広場や空地、スタジオの庭など、あらゆる場所でイベントが開かれ、その多くが無料で誰でも参加できるものでした。
”裕福な人が場を支え、地域全体で文化を育てている”そんな仕組みが自然に成り立っていました。
▪️スクールで見た「本物の音」
ある現地家族に招かれ、スクールのスポーツイベント(日本の運動会みたいなもの)に参加したとき、私はさらに驚く光景を目にします。学校の設備自体は日本より整っていないにも関わらず、そこには”本格的な音響設備”がありました。スポーツイベント終了後も子どもから高齢者まで、同じ音楽で踊り、笑い、楽しんでいる。その光景を見て、私は強く感じました。
”音楽が文化として根付くには、環境が必要だ。”
▪️佐世保でできること
佐世保でもコミュニティスクールが注目され、させぼ文化マンスなど地域を盛り上げる動きが続いています。そして今、ダンスやDJといったストリートカルチャーは、子どもたちにとって身近な存在になっています。
▪️HOOD 4 HOPE の想い
あなたのダンスやDJ、音楽は、何のためのものですか?
自己表現だけで終わっていませんか?
HOOD 4 HOPE はダンスやDJ、音楽といったストリートカルチャーを通じて、ただの娯楽ではなく社会貢献、そして地域をつくる”文化”へとつなげていくプロジェクトです。
▪️未来へつなぐために
子どもたちが社会貢献を学ぶ機会をつくり、大人も楽しみながら地域を支えていく。その第一歩として、
教室で使用できる高出力ワイヤレススピーカ=5台を佐世保の小学校へ寄贈することを目標にしています。小さな一歩かもしれません。
しかしこの一歩を積み重ねることで地域に文化が根づいていくと信じています。


